医療法人 運天眼科クリニック

目でお悩みの方へ

セルフチェック

症状:目がかすむ・ぼやける

目のかすみの原因としては、疲れ目・眼精疲労など疲労が原因の場合と、目の病気から来る場合、糖尿病、高血圧、動脈硬化、心疾患、自律神経失調症、更年期障害など全身(内科的・心因的)なものから来る場合が考えられます。

【疲れ目】

一時的な目の疲れで、十分な休憩と睡眠を取って目を休ませると目の疲れは回復します。
ただし、「疲れ目」と思っていてもドライアイなどの可能性もありますから、自己判断はしないでください。

【眼精疲労】

疲れ目が進行し、症状が重くなったものが「眼精疲労」と言われます。
十分な睡眠を取っても疲れが取れず、目の痛みや目のかすみ、頭痛などの症状が残ったり、回復してもまたすぐに目の疲労が出てきたりします。
「眼精疲労」の症状としては目の疲れ・充血・かすみ・痛み・視力の低下などがあります。
また、目以外でも、肩こり・頭痛・身体の痛み・胃痛や食欲不振などが起こることがあります。
進行が進むと、イライラや不安感・不眠・全身倦怠感から軽いうつ症状へ発展することもありますので注意が必要です。

【屈折異常】

物を見る時、目に入る光は角膜・水晶体を通り、そこで屈折して網膜に像が映し出されます。
目は毛様体という部分で水晶体の厚さを調節してピントを合わせています。
近視・・・光が網膜より手前に集まって像を結んでしまう為、遠くのものがぼやけて見えます。
遠視・・・光が網膜より後ろに集まって像を結んでしまう為、近くのものがぼやけて見えます。
乱視・・・角膜の表面に歪みがあって外からの光が一点に集まらず、網膜の上にはっきりとした像がつくれない。生まれつきのゆがみが原因の場合が多いですが、傷や潰瘍などの後天的な原因で角膜に歪みができることもあります。
老眼・・・水晶体の老化により光の屈折を補正する働きが衰えてピントがあわなくなってしまい見えにくくなります。

【白内障】

目のレンズの役割を果たしている水晶体が、様々な原因で白く濁って来るものが「白内障」です。
水晶体が濁ると目から入ってくる光が通過できなくなったり、乱反射して網膜の上に鮮明な像を結べなくなる等、視力が低下します。

【緑内障】

何らかの原因で視神経に障害が起こり視野が狭くなる病気が「緑内障」です。
目の形は目に栄養を運ぶ房水の圧力によって保持されていますが、房水が排水されない・排水されにくい状態になると、眼球中の圧力(眼圧)が高くなり、視神経に障害が起こります。
視神経に障害が起こり、少しずつ視野が狭くなっていきます。
通常は自覚症状がほとんど無いことから進行に気づかない事が多いですが、急性の緑内障では目の痛みや頭痛、吐き気など激しい症状を起こすことがあります。
一度障害の起きた視神経は元には戻せないので早期発見・早期治療が必要です。

戻る

ご注意

当コンテンツは医師による診療行為ではありません。あくまで参考・目安としてお考えください。自己判断は危険です。必ず医師の診断を受けてください。
当コンテンツで提供する情報と、医療機関での診断において差異があった場合も、当サイトは一切の責任は負わないものとします。